こあまちゃんという品種のミニトマトを2024年の春に植えて、越冬させてみました。
GW中に苗を買ってきて、南西向きのベランダで育てました。午前中は直射日光が当たりませんが、12時を過ぎるころから夕方まで直射日光があたるような環境です。2本仕立てで栽培して7月までに30個ほどのミニトマトを収穫しました。

8月以降は全て花落ちしていまい11月まで実がならない状態が続きました。11月から12月に太い脇芽を3本ほど放置して葉を育ててみました。1月には花が咲き、半年ぶりに実がつくようになりました。その後、待てども待てども日射量が足りず実が緑のまま赤くなりません。待つこと2か月、3月の中旬になり実が赤くなりました。

かなり熟していましたが、15個ほどおいしく頂きました。食卓に内緒で出しましたが、普通に食べていました。今年も新しい品種で越冬チャレンジをしてみたいと考えています。

ミニトマトを年越しさせるためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。日本の冬は寒さが厳しくなるので、温暖な環境を作り、トマトが冬の間も元気に育つように工夫する必要があります。以下は、ミニトマトを年越しさせるための方法です。
1. 温度管理
トマトは寒さに弱いため、室温が最低でも10℃以上に保たれるようにします。屋内や温室、もしくは暖房の効いた場所に鉢を移動しましょう。もし温室がない場合、ビニールカバーや簡易的な温室を作るのも一つの方法です。
2. 光の確保
冬は日照時間が短くなるため、十分な光が確保できません。トマトは日光を多く必要とするため、可能であれば日照時間が長い場所に置くか、LEDライトなどで補光してあげると良いです。
3. 水やりの管理
冬は成長が緩慢になるため、過湿にしないように水やりの頻度を減らします。土が乾燥してきたら水を与える程度で、特に寒い時期には土が湿りすぎないように気を付けましょう。
4. 風通しの良い環境
冬は湿気が溜まりやすいため、風通しを良くして病気を防ぐことが大切です。室内で栽培する場合、定期的に換気をすることで健康な環境を保ちます。
5. 剪定(せんてい)
冬の間、トマトの成長が遅くなるので、不要な枝や枯れた葉を剪定して風通しを良くし、栄養が無駄に使われないようにします。また、果実がなっている場合は収穫を進め、不要な花や実を取り除くことも考慮してください。
6. 肥料管理
冬は成長が緩慢になるため、肥料は控えめに与えます。必要な栄養素を少量ずつ与えることが大切です。
7. 病害虫の管理
冬の間も害虫や病気のリスクはあります。特に室内栽培では、暖かく湿気の多い環境が害虫を引き寄せることがあるので、定期的に葉や土をチェックして対策を取るようにしましょう。
以上のように、温度、光、水、肥料の管理をしっかり行うことで、ミニトマトを冬越しさせることができます。特に室内で育てる場合は、環境をできるだけ安定させることが重要です。
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